ナースの血液型診断 | 新人看護師の育て方

新人看護師の育て方

Ａ型の後輩

A型は、整理して、頭で理解したことをしっかり守ることができるタイプなので、A型の後輩に教えるときは、メモを取らせ、後でノートにまとめさせると覚えがいいですよ。
ただ、一度教えられたことと、別の方法を言われると混乱しますので、なるべく同じ方法を教えるか、前の方法も正解だけど、こういう別の方法もあるのだということを説明することが大切です。
新人の中でも初めのうちは、自分で判断させるより先に、細かい指示でその通り動いてもらい、ちがうケースに当たったら質問をしてもらう方がよいです。職場環境に慣れてきたら、徐々に自分で判断するための「考え方」を教えます。
本人任せで「自分で判断して」といわれると、本来はできるはずのことも、まよってしまいできないということが起こるので、初めのうちは面倒でも、丁寧に説明をしてください。
A型の後輩にはベースを教えると同時に、医療現場がマニュアルどおりにいかないということを「説明」してあげてください。
もし、初めは戸惑うことの多いA型の後輩でも、一度、コツをつかめば、頼りになり、あなたの負担を減らしいてくれる存在に成長しますよ。

Ｂ型の後輩

心が動いて、行動が充実するタイプのB型の特徴を利用して、教える側はB型の好奇心を刺激すると、うまく教育が進みます。
事務的に教えるのではなく、それを行うと、どんな結果が得られるのか、それが患者にとってどんなものなのか、など想像力を刺激してあげると吸収が早いですよ。
B型はわからないことはへそを曲げて、学ぶ心を閉ざしてしまうこともあります。でも、気持ちが前向きなら、どんどん知識を吸収し、深めていくことができます。B型の後輩を生かすも殺すも自分次第です。でも、どうせなら早く仕事をできるようになってもらって、任せられる部分が出てくるといいですよね。活字より、映像的な刺激がより効果的な傾向があります。

Ｏ型の後輩

O型の後輩は、初対面から対応がよく、一見、頼もしく見えるかもしれません。でも、実は打たれ弱い面を持っている人がおおいんです。そして、ほめられるほど頑張ります。ただ、調子に乗る傾向もあるので、要注意。
またライバルがいて、比較されると一気に負けず嫌い心に火がつきます。ライバルばかりになってしまってもだめですが、上手く利用して、学ぶペースを上げることはできます。
O型は場の空気を壊すことが嫌いなので、わかっていないのに「みんなわかったよね。じゃ、次いきます」的な発言をすると、その流れを止めないように理解度に関わらず流される傾向もあるので注意。しかし、持ち前のコミュニケーション能力で周囲の仲間にわからない部分を聞いて、覚える力もあるので、案外平気な場合もあります。

ＡＢ型の後輩

AB型は、情報を収集日、冷静に判断する能力を持っています。緊張していても、不安でも、その気持ちはとりあえず置いておいて、仕事を吸収しようとします。
AB型に早く仕事を覚えて欲しい場合は、教えたいことの成り立ちから説明すると吸収が早くなります。AB型は全体を知って、その中で必要な役割などを理解するほうがよいようです。
ただ、良い面でもある感情を仕事に持ち込まないという面は、逆を返せば、本当の気持ちを押し込めて無理をしてしまう可能性でもあります。
仕事が順調でも、メンタル面で本当に不満や不安がないかを察知してあげると、何かしてあげなくても楽になるようです。冷静だから大丈夫だと思わず、AB型の後輩の動向を見てあげてくださいね。